日韓怪異論

清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会 編

何が"救い"で何が"苦"なのか怪異から死生観がわかる-学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、"死と救済"を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 日本編(「火車」を見る者たち-平安・鎌倉期往生説話の"死と救済"
  • 『源氏物語』における死と救済
  • 中世文学における死と救済-能「鵺」をめぐって
  • 死なせぬ復讐譚-『万の文反古』巻三の三「代筆は浮世の闇」を巡って
  • 幸田露伴・泉鏡花における「死」と「救済」)
  • 2 韓国編(朝鮮王朝小説における死と救済の相関性-「淑英娘子伝」を中心に
  • 「水陸斎」における死の様相と儀礼の構造的な特徴
  • 朝鮮王朝社会における儒教的転換と死生観の変化
  • 朝鮮王朝時代のあの世体験談の死と還生の理念性
  • 朝鮮王朝後期の韓国古小説に見える女性の死と救済)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日韓怪異論
著作者等 清泉女子大学
清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会
書名ヨミ ニッカン カイイロン : シ ト キュウサイ ノ モノガタリ オ ヨミトク
書名別名 死と救済の物語を読み解く
出版元 笠間書院
刊行年月 2017.5
ページ数 196p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-305-70848-9
NCID BB23740903
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全国書誌番号
22911230
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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