痛覚のふしぎ

伊藤誠二 著

日常生活のさまざまな場面で体験する「痛み」。痛みは、生きていくうえでの防御機能のため、警告の役割もしています。私たちが受ける刺激は、皮膚下の侵害受容器を活性化させ、感覚神経を通って脊髄に伝わり、大脳で痛みとして認識されます。体内で起きている「痛み」のメカニズムを解説。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 痛いとはどういうことだろう(だれもが体験し、これからも経験する痛み
  • 痛みを理解するための基礎的知識
  • 痛みを認識する大脳
  • 痛みは主観-痛みは測れない)
  • 第2章 痛みはどのように生じ、脊髄に伝えられるのだろう(激辛料理を食べるとなぜ汗が出るのだろう-熱の受容器
  • どうして卵をつぶさずに握れるのだろう-機械的な受容器
  • 腹痛はどのように生じるのだろう-化学的な受容器
  • 傷みはどのように神経線維を伝わるのだろう
  • 痛みはどのように脊髄に伝えられるのだろう)
  • 第3章 痛みの中枢はどこにあるのだろう(痛みは脊髄から脳にどのように伝えられるのだろう
  • 痛みの中枢はどこにあるのだろう
  • 痛みはなぜ主観的なのだろう)
  • 第4章 なぜ痛みは増強し、持続するのだろう(なぜ痛覚過敏反応は生じるのだろう-皮膚での末梢性感作
  • 痛みはなぜ持続するのだろう-脊髄での中枢性感作
  • なぜ触刺激が痛み(アロディニア)に変わるのだろう
  • 痛みはチャネル病)
  • 第5章 痛みの治療はどこまで進んでいるのだろう(着目される痛みの治療薬・治療法の紹介
  • 高齢社会における痛みの治療)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 痛覚のふしぎ
著作者等 伊藤 誠二
書名ヨミ ツウカク ノ フシギ : ノウ デ カンチ スル イタミ ノ メカニズム
書名別名 脳で感知する痛みのメカニズム
シリーズ名 ブルーバックス B-2007
出版元 講談社
刊行年月 2017.3
ページ数 218p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-06-502007-4
NCID BB23284779
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22870130
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想