計見一雄 [著]
昏迷・妄想・幻聴・視覚変容…これらの症状は何に由来するのか。病名の誕生当初から「人格の崩壊」「知情意の分裂」などと理解されてきた謬見が次第に正されつつある。患者はどうして、どんな不具合を抱えているのか。精神科臨床に長年携わってきた著者が、脳研究の成果も参照し、治療につながる病の本態と人間の奥底に蠢く「原基的なもの」を語る。
「BOOKデータベース」より
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