統合失調症あるいは精神分裂病

計見一雄 [著]

昏迷・妄想・幻聴・視覚変容…これらの症状は何に由来するのか。病名の誕生当初から「人格の崩壊」「知情意の分裂」などと理解されてきた謬見が次第に正されつつある。患者はどうして、どんな不具合を抱えているのか。精神科臨床に長年携わってきた著者が、脳研究の成果も参照し、治療につながる病の本態と人間の奥底に蠢く「原基的なもの」を語る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1回講義 決まり文句を疑う
  • 第2回講義 精神医学に潜む虚妄
  • 第3回講義 急性期医療と「陰性症状」
  • 第4回講義 現実と妄想
  • 第5回講義 妄想の発生と由来
  • 第6回講義 運動が阻害されるということ
  • 第7回講義 取り憑かれるということ
  • 第8回講義 「自我」「自分」「主体」「自己」
  • 第9回講義 何が分裂し、何が統合されるのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 統合失調症あるいは精神分裂病
著作者等 計見 一雄
書名ヨミ トウゴウ シッチョウショウ アルイワ セイシン ブンレツビョウ : セイシン イガク ノ キョジツ
書名別名 精神医学の虚実
シリーズ名 講談社学術文庫 2414
出版元 講談社
刊行年月 2017.3
ページ数 338p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292414-6
NCID BB2325878X
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全国書誌番号
22865994
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言語 日本語
出版国 日本
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