「心の除染」という虚構

黒川祥子 著

福島第一原発から50キロ離れた伊達市には、風にのって多量の放射性物質が降り注いだ。避難できる家と避難できない家の格差を生む政策で、分断される市民の心。先進的に取り組むはずの除染事業は失速。行政は「心の除染」を強調するようになる。不安の中、子どもたちを守るため立ち上がる市民たち、引き裂かれた地域社会を修復するため奔走する若き市議会議員…伊達市出身のノンフィクション作家が、被曝に揺れる故郷を描くヒューマン・ドキュメント!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 分断(見えない恐怖
  • 子どもを逃がさない
  • 特定避難勧奨地点 ほか)
  • 第2部 不信(「蜂の巣状」
  • 小国からの反撃
  • 公務員ですから ほか)
  • 第3部 心の除染(家族を守るために
  • 放射能に負けない宣言
  • 除染交付金の動き ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「心の除染」という虚構
著作者等 黒川 祥子
書名ヨミ ココロ ノ ジョセン ト イウ キョコウ : ジョセン センシン トシ ワ ナゼ ジョセン オ ヤメタ ノカ
書名別名 除染先進都市はなぜ除染をやめたのか
出版元 集英社インターナショナル : 集英社
刊行年月 2017.2
ページ数 366p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7976-7339-5
NCID BB23157261
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全国書誌番号
22859741
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言語 日本語
出版国 日本
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