裁判の非情と人情

原田國男 著

裁かれるのも「人」なら、裁くのも「人」のはず。しかし、私たちにとって裁判と裁判官は、いまだ遠い存在だ。有罪率99%といわれる日本の刑事裁判で、二〇件以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁判事が、思わず笑いを誘う法廷での一コマから、裁判員制度、冤罪、死刑にいたるまで、その知られざる仕事と胸のうちを綴る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 裁判は小説よりも奇なり-忘れがたい法廷での出会い(「法廷闘争時代」の幕開けに
  • 右手を挙げて宣誓? ほか)
  • 第2章 判事の仕事-その常識・非常識(紅茶を出されたら…
  • 刑事裁判官vs.民事裁判官 ほか)
  • 第3章 無罪判決雑感(「合理的な疑い」とは何か?
  • 裁判官vs.新聞記者 ほか)
  • 第4章 法廷から離れて-裁判所の舞台裏(最高裁調査官の「魔術」と「錬金術」
  • 人生の達人 ほか)
  • 第5章 裁判員と裁判官-公平な判断のために求められるもの(国民の目線と少年事件
  • 裁判官vs.弁護士 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 裁判の非情と人情
著作者等 原田 國男
書名ヨミ サイバン ノ ヒジョウ ト ニンジョウ
シリーズ名 岩波新書 新赤版 1646
出版元 岩波書店
刊行年月 2017.2
ページ数 187p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431646-6
NCID BB23120909
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全国書誌番号
22864123
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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