沖縄問題

高良倉吉 編著

米軍海兵隊の普天間飛行場の移設をめぐる国と沖縄県の対立は根深い。保守と革新の単純化した構図でとらえられることの多い沖縄問題をどう考えればよいのか。本書では琉球処分、沖縄戦から米国統治、そして日本復帰という近代以降の歴史を踏まえ、特に沖縄県の行政に注目し、経済振興と米軍基地問題という二大課題への取り組みを追う。理想と現実のはざまで苦闘しつつも、リアリズムに徹する沖縄の論理を示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • まえがき-「クールな視点」で沖縄を語りたい
  • 第1章 「沖縄問題」の問題とは何か?
  • 第2章 「辺境県」からの脱出-沖縄振興の展開
  • 第3章 アジアのフロントランナーを目指して-沖縄振興の新しいパラダイム
  • 第4章 沖縄県財政と米軍基地の跡地利用
  • 第5章 基地問題の理想と現実
  • おわりに-沖縄県は外交も行う

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 沖縄問題
著作者等 高良 倉吉
書名ヨミ オキナワ モンダイ : リアリズム ノ シテン カラ
書名別名 リアリズムの視点から
シリーズ名 中公新書 2418
出版元 中央公論新社
刊行年月 2017.1
ページ数 231p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102418-3
NCID BB22850316
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全国書誌番号
22845340
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言語 日本語
出版国 日本
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