白川静入門

小山鉄郎 著

古代世界に遊び、漢字の真の意味と成り立ちを追い求め、新たな文字体系を打ち立てた狂狷の人、白川静。二・二六事件の際に詠まれた短歌や様々なエピソードからその人物像に迫る一方、石牟礼道子、宮城谷昌光、村上春樹ら多くの作家への影響や、諸橋漢和辞典との比較を具体的な事例で概観する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 白川静と文学者たち(宮城谷昌光の出世作『天空の舟 小説・伊尹伝』
  • 栗田勇『一休 その破戒と風狂』 ほか)
  • 第2章 白川静『字統』と諸橋轍次『広漢和辞典』(「右」という字
  • 「新」「薪」「親」 ほか)
  • 第3章 白川静の弁証法的思考(否定者によって、止揚される
  • 弁証法的思想家 ほか)
  • 第4章 人間・白川静(お茶目で楽しい人 ほか)
  • 第5章 ほんとうの碩学、白川静(「右」と「左」を合わせた文字
  • 間違いの多い戦後の文字改革 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 白川静入門
著作者等 小山 鉄郎
書名ヨミ シラカワ シズカ ニュウモン : シン キョウ ユウ
書名別名 真・狂・遊
シリーズ名 平凡社新書 828
出版元 平凡社
刊行年月 2016.12
ページ数 247p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-582-85828-0
NCID BB22713279
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全国書誌番号
22836444
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言語 日本語
出版国 日本
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