読んでいない本について堂々と語る方法

ピエール・バイヤール 著 ; 大浦康介 訳

本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ-大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない!すべての読書家必携の快著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 未読の諸段階(「読んでいない」にも色々あって…)(ぜんぜん読んだことのない本
  • ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本
  • 人から聞いたことがある本
  • 読んだことはあるが忘れてしまった本)
  • 2 どんな状況でコメントするのか(大勢の人の前で
  • 教師の面前で
  • 作家を前にして
  • 愛する人の前で)
  • 3 心がまえ(気後れしない
  • 自分の考えを押しつける
  • 本をでっち上げる
  • 自分自身について語る)
  • 結び

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 読んでいない本について堂々と語る方法
著作者等 Bayard, Pierre
大浦 康介
バイヤール ピエール
書名ヨミ ヨンデ イナイ ホン ニ ツイテ ドウドウ ト カタル ホウホウ
書名別名 COMMENT PARLER DES LIVRES QUE L'ON N'A PAS LUS?
シリーズ名 ちくま学芸文庫 ハ46-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2016.10
ページ数 300p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09757-6
NCID BB22216875
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全国書誌番号
22816272
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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