曽野綾子 著
待機児童や貧困問題に見る国と社会への認識の甘さ、騒々しく謝罪ばかり求めるメディアの思い上がり、他国や他民族への無理解と独善的な価値判断…近年、あらゆる事象にこの国の体質変化が現れ始めた。「プロとは家の事情を超えて働ける者」「ユートピアとはどこにもない場所」「最悪を基準にものを考える」など、現代人の甘えを問い直し、人の世の道理を説く。
「BOOKデータベース」より
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