東京の横丁

永井龍男 [著]

「俺は二、三日うちに死ぬ気がする。晩飯の支度なんか放っておけ、淋しいからお前もここに坐って一緒に話でもしよう」妻にそう語りかけた数日後、永井龍男は不帰の人となった。没後発見された手入れ稿に綴られた、生まれ育った神田、終の住処鎌倉、設立まもなく参加した文藝春秋社の日々。死を見据えた短篇「冬の梢」を併録した、最後の名品集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 東京の横丁(神田の生れ
  • 靖国神社大祭
  • 駿河台下の横丁 ほか)
  • 四季雑記(谷戸の初鴉
  • 新年日記
  • 寒三十日 ほか)
  • 追憶の人(菊池寛の日常生活
  • 追憶の日々-追悼素顔の里見〓(とん)
  • 初対面-尾崎一雄を偲ぶ ほか)
  • 短篇小説 冬の梢

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東京の横丁
著作者等 永井 竜男
書名ヨミ トウキョウ ノ ヨコチョウ
シリーズ名 講談社文芸文庫 なD8
出版元 講談社
刊行年月 2016.9
ページ数 310p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-06-290322-6
NCID BB22043937
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全国書誌番号
22785260
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言語 日本語
出版国 日本
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