長崎奉行の歴史

木村直樹 著

江戸屈指の名老中・松平定信に「長崎は日本の病の一つ」と言わせた難治都市・長崎。長崎奉行所、町人、九州諸藩蔵屋敷、異国人が活動する出島、唐人屋敷…さまざまな集団の複雑な思惑やパワーバランスの上に成り立っていた。17〜19世紀、海防や密貿易、キリシタン禁制など、文化的政治的な葛藤と軋轢に立ち向かった江戸の官僚エリート「長崎奉行」の歴史に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ
  • 第1章 将軍の買物掛から長崎支配へ-十七世紀(長崎奉行の濫觴
  • 将軍の買物掛 ほか)
  • 第2章 貿易と都市支配をめぐる矛盾-十八世紀前半(十八世紀の長崎奉行
  • 幻の宝永新例 ほか)
  • 第3章 二つの路線のはざまで-十八世紀後半(長崎をめぐる二つの路線
  • 長崎奉行の役得 ほか)
  • 第4章 長崎奉行を困らせる人々-十九世紀(十九世紀の長崎奉行
  • 長崎奉行と下僚 ほか)
  • エピローグ 幕末への展望

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 長崎奉行の歴史
著作者等 木村 直樹
書名ヨミ ナガサキ ブギョウ ノ レキシ : クノウ スル カンリョウ エリート
書名別名 苦悩する官僚エリート
シリーズ名 角川選書 574
出版元 KADOKAWA
刊行年月 2016.7
ページ数 207p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-04-703574-4
NCID BB21718583
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全国書誌番号
22779183
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言語 日本語
出版国 日本
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