テレビと原発報道の60年

七沢潔 著

2011年、視聴者から圧倒的な支持を得たNHK・ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』。日本ジャーナリスト会議大賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、文化庁芸術祭大賞ほか国内外で数々の賞を受賞し、国際的にも高い評価を得た。この番組のディレクター(本書の著者)は、チェルノブイリ報道など、約30年にわたり原発報道に熱心に取り組んできた。国が隠そうとする情報をいかに発掘し、苦しめられている人々の声をいかに拾い、現実を伝えたか。3・11後、テレビ報道に光は見えたのか。報道現場の葛藤、メディアの役割と責任とは。50年間の原発番組のコンテンツをとりあげた分析も読み応えあり。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • フクシマで「生命の切断」が始まっている
  • 第1部 3・11からの5年(「放射能汚染地図」から始まる未来
  • チェルノブイリ事故時の言葉から何を引き出すか
  • 操作された「記憶の半減期」-フクシマ報道の4年間を考察する
  • もうカナリアの声は聴こえない-福島原発事故から5年)
  • 第2部 3・11まで(テレビはなぜ「被ばく」を隠すのか
  • 原子力50年テレビは何を伝えてきたか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 テレビと原発報道の60年
著作者等 七沢 潔
書名ヨミ テレビ ト ゲンパツ ホウドウ ノ ロクジュウネン
書名別名 60 YEARS OF TV JOURNALISM ON ATOMIC ENERGY
シリーズ名 フィギュール彩 55
出版元 彩流社
刊行年月 2016.5
ページ数 225p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7791-7051-5
NCID BB21196422
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全国書誌番号
22751650
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言語 日本語
出版国 日本
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