日記で読む日本史  19

倉本一宏 監修

『土佐日記』は紀行、『方丈記』は日記とみなされていた時代があった?!では、現在のようなジャンル概念はいつ、どのようにして築かれたのか。「日記」と「随筆」それぞれの概念の変遷を追うことで、現代の国語教育をとおして、人びとのあいだに認識されているジャンル概念や価値観から離れ、作品を見通す新たな視座を提供する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • なぜ、「日記」と「随筆」か(ジャンルは編みかえられる
  • 随筆とエッセイ
  • 古典評価の移り変わり)
  • 第1章 古典における「日記」と紀行文(重層する「日記」の用法
  • 様ざまな「日記」
  • 中世紀行文のことなど)
  • 第2章 前近代における「随筆」(中国の用法
  • 日本の場合
  • 日本の「随筆」考
  • 池亭記・方丈記・徒然草
  • 江戸時代の「随筆」)
  • 第3章 「日記」「随筆」の近現代(古典評価史の検討
  • 「日記」の変容
  • 修養日記へ
  • 随筆の拡散)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日記で読む日本史
著作者等 倉本 一宏
鈴木 貞美
書名ヨミ ニッキ デ ヨム ニホンシ
書名別名 「日記」と「随筆」 : ジャンル概念の日本史
巻冊次 19
出版元 臨川書店
刊行年月 2016.4
ページ数 278,15p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-653-04359-1
NCID BB21136034
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全国書誌番号
22752767
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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