正義

後藤玲子 編著

本書は、不正義の視点を通して、福祉国家の忘れものを問う。その福祉国家の忘れものから、法律、社会保障制度そして、個人などにまつわる現代正義論を俯瞰する。ロールズの「無知のヴェール」を乗り越え、センのいう社会的選択と不偏性による「ケイパビリティ・アプローチ」によって捕捉する試みである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 福祉国家の忘れもの-契機と敬意
  • 正義の不穏
  • 家族の法と個人の保護
  • 不利な立場の人々の人権
  • 住所・住民登録・居住
  • 自尊の理念
  • 差別・貧困と障害者の権利
  • 人権としての生存と自立
  • 社会保険制度の効率と公平
  • 借りて生きる福祉の構想
  • フリーライディングする福祉制度?
  • 死刑制度と正義
  • 運の平等と個人の責任
  • いかにして未来の他者と連帯するのか?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 正義
著作者等 後藤 玲子
宮本 太郎
橘木 俊詔
書名ヨミ セイギ
書名別名 JUSTICE
シリーズ名 福祉+α / 橘木俊詔, 宮本太郎 監修 9
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2016.4
ページ数 184,3p
大きさ 26cm
ISBN 978-4-623-07572-0
NCID BB21072882
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全国書誌番号
22720228
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言語 日本語
出版国 日本

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