鳥の行動生態学

江口和洋 編

他の動物の声をまねたり、つがい相手にプレゼンしたり、その振る舞いが適応に果たす役割は?いろんな姿形で多様な暮らしをしている鳥たちを観察していると、たくさんの「なぜ?」が浮かんでくる。かれらがどのように環境に適応して生きているのか、観察はもちろん、遺伝子解析やバイオロギングなど最新の技法を駆使して、つがいで子育てをしたり、托卵したり、道具を使って餌を採るといった鳥の行動をめぐるさまざまな「なぜ?」に迫る。鳥たちの興味深い行動を探る11章。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 鳥類における血縁認知
  • 第2章 対称性のゆらぎと性淘汰
  • 第3章 鳥類の配偶システムとつがい外父性
  • 第4章 鳥類における雄から雌への給餌行動の機能
  • 第5章 条件的性比調節
  • 第6章 鳥類の子殺し
  • 第7章 騙しを見破るテクニック 卵の基準、雛の基準-托卵鳥・宿主の軍拡競争の果てに
  • 第8章 鳥類の採餌行動に見られる知能的行動
  • 第9章 鳥類の警戒声-悲鳴か情報伝達か?
  • 第10章 さえずりを他種が聞くと何が起こるか-形質置換、そして種認知への影響
  • 第11章 行動と生理-ストレスホルモンによる"異常事態"への応答

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鳥の行動生態学
著作者等 江口 和洋
書名ヨミ トリ ノ コウドウ セイタイガク
書名別名 Behavioural Ecology of Birds
出版元 京都大学学術出版会
刊行年月 2016.3
ページ数 12,302p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-8140-0000-5
NCID BB2098111X
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全国書誌番号
22734992
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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