詩心をつなぐ

井上輝夫 著

西脇順三郎とボードレールを中心に、透谷、有明、漱石、啄木、入沢康夫、大岡信、江森國友、飯島耕一の人と作品を縦横に論じ、近代/現代詩の創作の真髄に迫る。フランス文学者であり、50年を超えるキャリアを持つ詩人だからこそ書くことができた、著者の遺作にして初めての詩論集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部(北村透谷の『蓬莱曲』のことなど
  • 漱石『草枕』と美と死をめぐって
  • 蒲原有明のことに
  • 啄木と対話しつつ-詩的故郷について)
  • 第2部(自由への癇癪-西脇順三郎フランス語未刊詩集『感情的な時計』をめぐって
  • 西脇順三郎とボードレール-詩論を中心にして
  • 存在と諧謔のポエジーについて-西脇順三郎序章
  • 講演『詩想のローズ(バラ/羅針盤)、西脇順三郎の業績』
  • ボードレールの喜劇/悲劇
  • ポール・ヴァレリーの影を見ながら-詩集『コロナ/コロニラ』にふれて)
  • 第3部(至福のオリジンへ向かう詩-江森國友の詩業
  • 断絶と継承と-大岡信の近業を読んで
  • 入沢康夫-トラウマと方法
  • 追悼 飯島耕一さんの思い出)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 詩心をつなぐ
著作者等 井上 輝夫
書名ヨミ シシン オ ツナグ : イノウエ テルオ シロンシュウ
書名別名 井上輝夫詩論集
出版元 慶應義塾大学出版会
刊行年月 2016.2
ページ数 342p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7664-2302-0
NCID BB20767608
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全国書誌番号
22707944
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言語 日本語
出版国 日本

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