刺青・性・死

松田修 [著]

刺青、それは閉ざされた美である。暗黒のゆえに極彩の美である。秘めよ、秘められよ、開かれてはならない。いつの日にも俗物への、体制への、衝撃であらねばならない-。生命に彫り込まれた虚構、解脱を拒否した無頼の詩語。それはいかにして芸術にまで高まったのか。異端美の系譜を追究し続けた著者による、日本刺青の精神史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 刺青(刺青への誘い
  • 刺青・その秘匿と顕示
  • 革命と聖痕-田中英光における「神」なるもの)
  • 性(痛みと怨恨の機能
  • 南北復活における血の論理
  • 絵金神話の詩と真実
  • 戯画としてのユートピア-『曼陀羅』におけるエスノロジー)
  • 死(一人による犠牲死
  • 性と死の冥婚)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 刺青・性・死
著作者等 松田 修
書名ヨミ シセイ セイ シ : ギャッコウ ノ ニホンビ
書名別名 逆光の日本美
シリーズ名 講談社学術文庫 2348
出版元 講談社
刊行年月 2016.2
ページ数 308p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292348-4
NCID BB20660626
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全国書誌番号
22693878
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言語 日本語
出版国 日本
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