定本柄谷行人文学論集

柄谷行人 著

一九六〇年代末に文学批評家としてデビューした著者の今日にいたるまでの全文学評論から、著者自身が精選改稿した一二篇を収録。冒頭には各作品を解説する序文をあらたに付す。『アレクサンドリア・カルテット』を論じた六七年の修士論文から、漱石『文学論』について語った二〇〇五年の講演まで、著者の文学的営為の全体像が一望のもとに。ダレル、シェークスピア、鴎外、漱石、四迷、安吾、、泰淳、島尾敏雄、中上健次らのテクスト読解を通していくつもの「可能性の中心」が導き出される。思想家柄谷行人の原点を知るための決定版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(『アレクサンドリア・カルテット』の弁証法
  • 漱石試論-意識と自然
  • 意味という病-マクベス論
  • 歴史と自然-森鴎外論
  • 坂口安吾『日本文化私観』について
  • 歴史について-武田泰淳)
  • 2(漱石の多様性
  • 坂口安吾その可能性の中心
  • 夢の世界-島尾敏雄
  • 中上健次とフォークナー
  • 翻訳者の四迷
  • 文学の衰滅)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 定本柄谷行人文学論集
著作者等 柄谷 行人
書名ヨミ テイホン カラタニ コウジン ブンガク ロンシュウ
書名別名 KOJIN KARATANI LITERARY CRITICISM DEFINITIVE EDITION
出版元 岩波書店
刊行年月 2016.1
ページ数 397p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-061100-8
NCID BB20365513
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全国書誌番号
22704655
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言語 日本語
出版国 日本
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