いまや日常的に使われ、身近にあふれるコンピュータ。その起源は実に3万5000年前まで遡ることができる。古代からの計算道具が、現在私たちの知るコンピュータに姿を変えるまでには、パスカルやライプニッツといった誰もが知る偉人たちの知られざる発明が、そしてチューリングやノイマンなどコンピュータ科学の基礎を築いた先駆者たちによる壮大なドラマがあった。現代に続くパソコンの開発競争、最新鋭のコンピュータまで報告しつつ、驚愕の近未来に迫る。「コンピュータの名著・古典100冊」(インプレス)の1冊に選ばれた「コンピュータ史」(オーム社)を全面的に改訂し、改題のうえここに上梓。
「BOOKデータベース」より