市川崑と『犬神家の一族』

春日太一 著

生誕百年を迎える、日本映画界の巨匠・市川崑。その作品は現在も色褪せない。『ビルマの竪琴』『黒い十人の女』『炎上』『東京オリンピック』『細雪』など、実に多彩なジャンルの名作を撮り続けたその監督人生をたどり、"情"を解体するクールな演出、襖の映り方から涙の流れ方まで徹底的にこだわり抜いた画作りなど、卓抜な映画術に迫る。『犬神家の一族』の徹底解剖、"金田一耕助"石坂浩二の謎解きインタビューも収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 市川崑の監督人生(多岐にわたる仕事ぶり
  • 弱い男、強い女
  • アニメーター出身 ほか)
  • 第2章 なぜ『犬神家の一族』は面白いのか(角川映画の誕生
  • 市川崑の登用
  • ミステリーの映画化をするということ ほか)
  • 第3章 石坂浩二による、市川崑の謎解き(頭から終わりまで、何度も撮る
  • 松子との対決の裏側
  • 実践的な演技指導 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 市川崑と『犬神家の一族』
著作者等 春日 太一
書名ヨミ イチカワ コン ト イヌガミ ケ ノ イチゾク
シリーズ名 新潮新書 644
出版元 新潮社
刊行年月 2015.11
ページ数 207p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610644-6
NCID BB19973668
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22668595
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想