グローバル化と言語能力

OECD教育研究革新センター 編著 ; 本名信行 監訳 ; 徳永優子, 稲田智子, 来田誠一郎, 定延由紀, 西村美由起, 矢倉美登里 訳

本書は言語学習について、フランスからカザフスタン、あるいはペルーからタンザニアと、世界中の国々を巡って考察している。これを読むことで、現在でも、また未来においても、「言語」と「文化」こそが人間性の核をなすという基本的な認識が得られるのではないか。世界中で「言語」と「文化」について人道的な対話が行われる、その端緒を本書が拓くものと思う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 グローバル化・言語・モチベーション(グローバル化する世界における言語学習
  • モチベーションと第二言語の習得 ほか)
  • 第2部 言語・文化・アイデンティティ(ジェスチャーから世界をみる:その比較文化的考察
  • 中央アジアにおけるイデオロギーと文字改革 ほか)
  • 第3部 地域・言語・政策(グローバル化と多言語使用国家:カナダの場合
  • カタルーニャの言語政策と新たな移民に伴う問題:私たちはカタルーニャ語を話す ほか)
  • 第4部 人口移動・言語・移民(なぜ留学するのか、しないのか:アメリカの大学生と留学
  • 移民政策の比較研究:カナダとアメリカの場合 ほか)
  • 第5部 言語の学習・方法・目的(コスモポリタン教育:グローバル化する世界で他者への関心を育てる
  • 言語学習のツールとしての音楽:活用も評価も不十分 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 グローバル化と言語能力
著作者等 Centre for Educational Research and Innovation
定延 由紀
徳永 優子
本名 信行
来田 誠一郎
矢倉 美登里
稲田 智子
経済協力開発機構教育研究革新センター
西村 美由起
CERI
教育研究革新センター
OECD教育研究革新センター
書名ヨミ グローバルカ ト ゲンゴ ノウリョク : ジコ ト タシャ ソシテ セカイ オ ドウ ミルカ
書名別名 Languages in a Global World

自己と他者、そして世界をどうみるか
出版元 明石書店
刊行年月 2015.10
ページ数 732p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7503-4260-3
NCID BB19886803
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22656794
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
なぜ留学するのか、しないのか リサ・マルヴィー
アジアにおける国際コミュニケーションのための多文化言語としての英語 本名 信行
エストニアとシンガポールの2言語教育政策と言語学習 ジェニファー・ウォーデン
カタルーニャの言語政策と新たな移民に伴う問題 アルミダ・リザラガ
グアム島における言語学習とチャモロ文化 シモーン・ボリンジャー
グローバル化する世界における言語学習 ブルーノ・デラ・キエザ
グローバル化と多言語使用国家 サティア・ブリンク, ダレン・キング, マシュー・オーデ ほか
グローバル化時代における言語政策の展望 ダーク・ヴァン・ダム
コスモポリタン教育 クリスティーナ・ヒントン
ジェスチャーから世界をみる マシュー・シャピロ
タンザニアにおける教育と創造性 ジェシカ・ウェルチ
ペルーにおける言語学習 アレハンドロ・ベルモント
メキシコの教育制度と国外移住 E.B.オドネル
モチベーションと第二言語の習得 アディーナ・R.シック, ヒグリアーナ・メルシ
ヨーロッパの異文化間教育とアメリカの多文化教育 マッシミリアーノ・タロッツィ
ヴェルラン サラ・フックス
中央アジアにおけるイデオロギーと文字改革 ラウアン・ケンジェハヌリー
人工内耳とろう文化 ピーター・ブロード
存在の拡大 ブルーノ・デラ・キエザ
日本と韓国の外国語教育 ギョン・ソク・チャン
早期の能力別コース分けと移民 ヴァネッサ・クリストフ
神経科学と手話 ジェシカ・スコット
移民政策の比較研究 エスター・ユナ・チョー
言語学習のツールとしての音楽 ジェシカ・グラント
言語学習のモチベーション理論 ナットパット・チャニャヴァナクル
言語習得の経済的誘因 ルイス・F.ロペス=カルバ, ローデス・ロドリゲス=チャムシー, 宮本晃司
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