清少納言と紫式部

丸山裕美子 著

すぐれた文学作品は、歴史的な流れと無関係には生まれない。『枕草子』と『源氏物語』という文学史に輝く作品を生み出した二人の女性、清少納言と紫式部には多くの共通点がある。ともに一条天皇の中宮の女房であったこと、受領の娘であり妻であったこと、漢学の教養を備えていたこと。彼女たちの作品は、また摂関期の政治情勢による制約を受けていた。和漢混淆の貴族社会のなかで才能を開花させた二人の女性が生きた時代を描いてみたい。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 和漢混淆の時代の女流文学
  • 1 一条天皇とその後宮
  • 2 女房たちの世界
  • 3 受領の娘、受領の妻
  • 4 女性の日記と男性の日記
  • 5 歴史の流れのなかで

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 清少納言と紫式部
著作者等 丸山 裕美子
書名ヨミ セイ ショウナゴン ト ムラサキシキブ : ワカン コンコウ ノ ジダイ ノ ミヤ ノ ニョウボウ
書名別名 和漢混淆の時代の宮の女房
シリーズ名 日本史リブレット人 020
出版元 山川出版社
刊行年月 2015.10
ページ数 94p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-634-54820-6
NCID BB19882722
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全国書誌番号
22651974
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言語 日本語
出版国 日本
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