環境汚染化学

水川薫子, 高田秀重 著

化学物質による環境汚染の影響を理解し、対策を進めるためには、汚染状況や発生源を明らかにし、環境動態を把握する必要がある。しかし現実には、環境中に存在する人為起源化学物質をくまなく調べるのは不可能である。そこで求められるのが、汚染物質の物性に基づいた分布・動態の予測である。本書は、有機汚染物質による環境汚染と、汚染物質の動態を支配する法則の理解を目的にまとめられたテキストである。ダイオキシンや医薬品など多様な物質の具体的な汚染状況を、物性と関連づけて理解することで、汚染物質の環境動態の一般則が見えてくる。これからの環境汚染対策を考えるうえで必読の入門書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 概論(概論)
  • 第2部 事例編(有機塩素化合物
  • ダイオキシン類
  • 臭素系難燃剤
  • 多環芳香族炭化水素
  • 石油汚染
  • 合成洗剤
  • フッ素系界面活性剤
  • 内分泌撹乱化学物質
  • プラスチック汚染
  • 合成医薬品・抗生物質類)
  • 第3部 予防的対応(モニタリング
  • 分子マーカーの環境汚染化学への応用)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 環境汚染化学
著作者等 水川 薫子
高田 秀重
書名ヨミ カンキョウ オセン カガク : ユウキ オセン ブッシツ ノ ドウタイ カラ サグル
書名別名 有機汚染物質の動態から探る
出版元 丸善
刊行年月 2015.9
ページ数 248p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-621-08968-2
NCID BB19584575
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全国書誌番号
22645406
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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