富岡多惠子 [著]
なぜ詩人犀星が小説を書くようになっていったのか。なぜ小説家となった後も生涯にわたり詩を書き続けたか。同じく詩人として出発し、小説へと舞台を移した後、詩を書かなくなった"犀星ファン"の著者は、犀星の詩を丹念に読みながら、稀有な詩人・小説家の生涯と内奥、そして「詩」と「小説」の深淵に迫っていく。類い稀な個性と個性の邂逅が生んだ、傑作評伝。
「BOOKデータベース」より
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