石原吉郎

細見和之 著

死と隣り合わせの重労働と飢え、そして人間に対する過度な不信…。厳寒の地シベリアで詩人は何を体験し、日本社会に何を見たのか。62年の生涯を丹念にたどり、詩からエッセイ、短歌俳句まで精緻に読み解き、戦中・戦後体験と透徹した作品世界を捉えなおす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 記憶としての言葉-体験と作品の関係をめぐって
  • 第2章 昭和一〇年前後の青春-誕生から応召まで
  • 第3章 鹿野武一との出会いと戦争体験-応召からシベリア抑留まで
  • 第4章 シベリアの日々-抑留から帰国まで
  • 第5章 失語から詩作へ-帰国、そして『ロシナンテ』という楽園
  • 第6章 詩集『サンチョ・パンサの帰郷』の世界-その三つの層をめぐって
  • 第7章 強制された日常から-語り出されたシベリア
  • 第8章 早すぎる晩年の日々-旺盛な詩作と突然の死

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 石原吉郎
著作者等 細見 和之
書名ヨミ イシハラ ヨシロウ : シベリア ヨクリュウ シジン ノ セイ ト シ
書名別名 シベリア抑留詩人の生と詩
出版元 中央公論新社
刊行年月 2015.8
ページ数 360p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-12-004750-3
NCID BB19421184
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全国書誌番号
22636276
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言語 日本語
出版国 日本
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