塚瀬進 著
三度皇帝に即位した溥儀の生涯を、二十世紀という時代のなかに、そして中国という舞台のなかに位置づけて理解してみたい。溥儀の生涯は、これまで「数奇な生涯」として理解されてきた。これに対して、「変転する政治に翻弄された生涯」として、溥儀を皇帝に即位させた時代、勢力との関係から溥儀の人生を考えてみたい。本書は、従来の溥儀像に批判の目を向けることを心がけて書かれている。
「BOOKデータベース」より
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