外務官僚たちの太平洋戦争

佐藤元英 著

内閣中枢や軍部と比較すると、太平洋戦争における外務官僚たちの動向は、ややもすると等閑視されがちである。だが、一九二〇年代に始まった外務省内の「改革」は、開戦から終戦に至るあらゆる場面に影響を与えることとなった。外務省内において、対米開戦はいかに決定されたのか。数多の終戦工作は、なぜ実を結ばなかったのか。白鳥敏夫、東郷茂徳、松岡洋右、重光葵、佐藤尚武…。外務官僚たちの動向を中心に据えて、数々の史資料を精緻に読み解きながら、太平洋戦争の諸相を捉えなおす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 外務省の開戦指導
  • 第2章 外務省革新派の形成とその変容
  • 第3章 前史としての経済戦争
  • 第4章 日独伊三国同盟と日ソ中立の虚像
  • 第5章 日米戦争回避の可能性
  • 第6章 戦時下の日独ソ関係と対中政戦略
  • 第7章 戦争終結への苦闘

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 外務官僚たちの太平洋戦争
著作者等 佐藤 元英
書名ヨミ ガイム カンリョウタチ ノ タイヘイヨウ センソウ
シリーズ名 NHKブックス 1232
出版元 NHK
刊行年月 2015.7
ページ数 366p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091232-4
NCID BB19160036
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全国書誌番号
22626345
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言語 日本語
出版国 日本
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