福祉の経済哲学

後藤玲子 著

本来異質な福祉学と経済学の視点を交差させながら、福祉の理論的基盤と経済学の新たな方法を探る。福祉の思想と制度、社会的選択手続きの分析を通して、経済学的思考の可能性と拡がりを展望する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 福祉の比較理論分析(リベラリズムとコミュニタリアニズム
  • 正義とケア
  • リスクに抗する福祉とは
  • 善と正義)
  • 第2部 福祉制度の経済分析(「財産所有民主主義」システム
  • 市場の論理と福祉制度
  • 公的扶助の財政と就労インセンティブ
  • 福祉と経済成長)
  • 第3部 潜在能力アプローチと福祉の社会的選択(自立の社会的基盤と公的扶助
  • 政治的リベラリズムを越える論理と制度
  • 社会的排除・基本的福祉の保障
  • リベラリズムの数理的定式化)
  • 第4部 福祉の政治経済学(多元的民主主義と公共性
  • 民主主義の沈黙
  • 差異の平等
  • 現代正義論と支援の思想
  • 自由への規範としての制度)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 福祉の経済哲学
著作者等 後藤 玲子
書名ヨミ フクシ ノ ケイザイ テツガク : コジン セイド コウキョウセイ
書名別名 Economics and Philosophy of Well-being

Economics and Philosophy of Well-being : 個人・制度・公共性
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2015.7
ページ数 392p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-623-07145-6
NCID BB19138627
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全国書誌番号
22621431
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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