エゴ・トンネル

トーマス・メッツィンガー [著] ; 原塑, 鹿野祐介 訳

自己など、どこにも存在しない。では、私の感情を感じたり、私の夢を見たりするのは誰なのか。体外離脱経験や幻肢や明晰夢といった現象は、意識について何を教えてくれるのか。人間のイメージに自然主義的転回が生じたとき、社会と文化にどんな"意識倫理学"が必要になるのか。経験科学と密接に関わってきた哲学者による問題提起の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 意識の問題(世界の現出
  • トンネルをめぐる周遊旅行)
  • 第2部 着想と発見(身体から出て、心の中へ-身体イメージ、体外離脱経験、バーチャルな自己
  • 所有者性から行為者性、自由意志へ
  • 哲学的な心の航海術-明晰夢から何を学ぶことができるか
  • 共感するエゴ)
  • 第3部 意識革命(人工的なエゴ・マシーン
  • 意識の技術と人間のイメージ
  • 新しい種類の倫理学)
  • 補論 スピリチュアリティと知的誠実性

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 エゴ・トンネル
著作者等 Metzinger, Thomas
原 塑
鹿野 祐介
メッツィンガー トーマス
書名ヨミ エゴ トンネル : ココロ ノ カガク ト ワタシ ト イウ ナゾ
書名別名 THE EGO TUNNEL

心の科学と「わたし」という謎
出版元 岩波書店
刊行年月 2015.6
ページ数 368,37p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-005096-8
NCID BB18823080
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全国書誌番号
22615486
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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