初等整数論入門

銀林浩 著

「神が作った」とも言われる整数。そこには単純に見えて、実は底知れぬ深い世界が広がっている。"ポツポツ"と離散的に存在する数の中に、さまざまな「構造」が潜んでいるのだ。例えば整数を1個おきに集めると、奇数・偶数という秩序が現れる。では2個おき、3個おき…と考えると、どんなことがわかるだろうか?本書の内容は、高等学校で学ぶユークリッドの互除法、不定方程式や循環小数などの話題から、合同式、イデアル、既約剰余群、原始根・指数のことまで。数学教育にも造詣の深い著者が、現代的な視点から系統的に整数論の初歩を解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 整数の基礎的性質
  • 第2章 整除の加法的側面
  • 第3章 互除法
  • 第4章 整除の乗法的側面
  • 第5章 合同式とその利用
  • 第6章 有限の算術
  • 第7章 既約剰余群
  • 第8章 原始根と指数
  • 第9章 循環小数

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 初等整数論入門
著作者等 銀林 浩
書名ヨミ ショトウ セイスウロン ニュウモン
シリーズ名 Math & Science キ19-1
ちくま学芸文庫 キ19-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2015.5
ページ数 267p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09663-0
NCID BB18588785
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全国書誌番号
22569957
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言語 日本語
出版国 日本
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