砂野幸稔 著
ンクルマはアフリカの他の植民地に先駆けてガーナを独立に導き、さらに全アフリカ解放の戦いの先頭に立とうとしたが、軍部によるクーデタで失脚した。アフリカ統一の夢にこだわりすぎて政権運営に失敗したという批判も少なくない。しかし、この「失敗」とは何だったのだろうか。むしろそれは、アフリカにおける脱植民地化がいかに困難な事業であったかを示しているのではないか。一人のアフリカ人指導者の事跡を通して、アフリカの脱植民地化の時代を考えてみたい。
「BOOKデータベース」より
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