サルバルサン戦記

岩田健太郎 著

島根県出身の細菌学者・秦佐八郎(1873〜1938)。現在の日本ではそれほど知られていないが、当時難病だった梅毒の特効薬「サルバルサン」(世界初の抗生物質)を、ドイツのパウル・エールリッヒ(ノーベル生理学・医学賞受賞)と共に開発し、多くの人の命を救った男である。その秦佐八郎の人生を、現代の感染症界のエースであり、同じ島根県出身の岩田健太郎が、ノンフィクション・ノベルとして描きだす。佐八郎と当時の名だたる研究者との交流や葛藤、また彼らの生き様を通して、研究とは何か、実験とはどういうものなのか、科学者として頭がよいとはどういうことなのか、研究者に特有のプライドや競争意識と研究倫理など、現代に通ずるテーマとして問いかける。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 サルバルサン戦記
著作者等 岩田 健太郎
書名ヨミ サルバルサン センキ : ハタ サハチロウ セカイハツ ノ コウセイ ブッシツ オ ツクッタ オトコ
書名別名 秦佐八郎世界初の抗生物質を作った男
シリーズ名 光文社新書 747
出版元 光文社
刊行年月 2015.3
ページ数 251p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03850-2
NCID BB18257391
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全国書誌番号
22553321
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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