私は中国の指導者の通訳だった

周斌 著 ; 加藤千洋, 鹿雪瑩 訳

著者は、一九七二年九月の日中国交正常化時の首脳会談で通訳を務めるなど、中国外交部の日本語通訳として様々な外交交渉に携わった。本書は大学卒業後の四十六年に及ぶ通訳人生の回想である。日本語通訳への道、通訳の基本条件、仕事の責任と範囲、忘れ難い通訳の経験について述べ、日中両国指導者に関する敏感な問題にもふれる貴重な証言記録である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本語通訳への道-北京大学での苦学通訳業務の基礎を築く
  • 第2章 よき通訳になるための基本条件(できるだけ堅実な二カ国語の能力を備えること
  • できるだけ豊富な知識を備えること ほか)
  • 第3章 通訳の責任と範囲(よき通訳員になること
  • よき服務員になること ほか)
  • 第4章 忘れ難い十回の通訳(小堀女史に付き添って病院に行った時のこと-笑いものになった通訳
  • 『蝶々夫人』で指導者に甘えたこと-悔やんでも悔やみきれなかった通訳 ほか)
  • 第5章 忘れ難い中国人(周恩来
  • 陳毅 ほか)
  • 第6章 忘れ難い日本人(北大東方語学部の日本語専門家教育組
  • 田中角栄 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 私は中国の指導者の通訳だった
著作者等 加藤 千洋
周 斌
鹿 雪瑩
書名ヨミ ワタクシ ワ チュウゴク ノ シドウシャ ノ ツウヤク ダッタ : チュウニチ ガイコウ サイゴ ノ ショウゲン
書名別名 中日外交最後の証言
出版元 岩波書店
刊行年月 2015.2
ページ数 338,5p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-061021-6
NCID BB18211878
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全国書誌番号
22550930
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言語 日本語
原文言語 中国語
出版国 日本
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