水本邦彦 著

古くさい因習の共同体とイメージされがちな近世の村社会。だがこの時代、百姓たちは生産力の主な担い手であり、互いに支え合いながら田畑を切り拓いて耕し、掟を定めて秩序を保ち、時には国家権力にさえ物申す存在だった-。活力あふれる村の生活を丹念に追うことから近世日本に新たな光を当てる、画期的な一書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 村の景観(村絵図を読む
  • 村の形
  • 郷帳・国絵図の村)
  • 第2章 村の成立(地侍衆と村衆
  • 村造りと公儀
  • 地元を去る者・残る者)
  • 第3章 百姓と領主(村の掟と村役人
  • 法度と掟
  • 相給村から
  • 触書と願書)
  • 第4章 暮らしと生業(四季の暮らし
  • 草肥農業
  • 農家経営)
  • 第5章 開発と災害(開発の臨界
  • 生業が生む災害
  • 自然史の中の社会史)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名
著作者等 水本 邦彦
書名ヨミ ムラ : ヒャクショウタチ ノ キンセイ
書名別名 百姓たちの近世
シリーズ名 シリーズ日本近世史 2
岩波新書 新赤版 2
出版元 岩波書店
刊行年月 2015.2
ページ数 209,12p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431523-0
NCID BB18047231
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全国書誌番号
22550391
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言語 日本語
出版国 日本
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