世界文学としての村上春樹

柴田勝二, 加藤雄二 編

グローバル化へ向かう状況に驚くべき柔軟さで適応し、絶えず新しい状況を作り出してきた村上春樹・Haruki Murakamiは、「文学」そのものがすでに抗いがたく新しい場へと変貌してしまっていることを、他に先駆けて教えてくれている-。多言語・多文化的な視点から、様々なアプローチと文学的言説を交錯させる試みを通じて、村上春樹文学のグローバルな「現在」を検証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 村上春樹と世界(システムのなかの個人-村上春樹・カフカ・オーウェル
  • 無意識と神話の心-村上春樹の作品におけるバランスの問題 ほか)
  • 2 座談会 世界のなかで村上春樹を読む
  • 3 外国語のなかの村上春樹(荒野の始まりと遠東(ファーイースト)ダイアローグ・テーブル
  • 「距離」を取る難しさ ほか)
  • 4 村上春樹研究への眼差し("春樹論"の流れと広がり
  • 村上春樹文学翻訳状況一覧 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 世界文学としての村上春樹
著作者等 加藤 雄二
柴田 勝二
書名ヨミ セカイ ブンガク ト シテ ノ ムラカミ ハルキ
出版元 東京外国語大学出版会
刊行年月 2015.2
ページ数 295p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-904575-40-6
NCID BB18017070
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全国書誌番号
22537917
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言語 日本語
出版国 日本

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