明治維新史学会 編
西洋文明受容によって進められた明治維新は、近世までのジェンダー秩序を大きく変えた。女性労働とファッション、尊攘思想と在地農村出身女性の政治参加、教育や相続に関わる女性と女性観、芸娼妓解放令をめぐる地域社会と娼妓の行動、子どもを産み育てることの変化などを論じることで、明治維新が女性にとっていかなる意味を持ったのか明らかにする。不可視化されてきた女性/男性のありようを浮かび上がらせ、幕末維新期における性差の変容を描き出す。
「BOOKデータベース」より
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