大貫隆 著
一人の歴史上の人物であったイエスは、彼自身の「今」をどう理解し経験していたのか。また、そこから再生されたイエスの生涯は、現代の私たちに何を問いかけているのだろうか。はじまりの回心体験を核として編みあげられた表象とイメージのネットワークにせまり、復活信仰から生誕へと遡るキリスト教の「標準文法」とは逆向きにイエス物語を読みなおす。現代に生きるイエス像をヴィヴィッドに描く、画期的イエス論。
「BOOKデータベース」より
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