模索する美学

塚原史 著

思想的提案としてのアヴァンギャルドは、今なお存在できるのか!?因襲への「反逆」と「切断」を試みた思想家たちの企てを通じ、真の新しさを追求する思想と芸術の前衛の可能性を「模索」する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 「新しさ」の美学を模索する-模倣、流行、シミュラークル(「新しさ」という習慣-アポリネール、三木清、タルド
  • モード、死の誘惑、錬金術-ベンヤミン、レオパルディ、バルザック
  • 「新しさ」の記号論-バルト、ボードリヤール、今村仁司
  • アヴァンギャルド「猿」の逆説-寺山修司、倉橋由美子、ブルトン、ツァラ)
  • 第2部 ボードリヤールの思想を模索する(消費社会論と「悪」の思想-『消費社会の神話と構造』から『悪の知性』へ
  • 消費社会と現代アート-『芸術の陰謀』の意味するもの
  • ボードリヤールとヌーヴェル-建築と哲学の対話
  • ボードリヤールと社会学の終わり-遺稿集解読
  • ボードリヤール×塚原史対論-システムの終末へのカウントダウン)
  • 第3部 暴力論の系譜を模索する(ソレル『暴力論』再考
  • ジョルジュ・ソレルと今村仁司-今村暴力論の射程
  • 一九四〇年の「消滅」-ベンヤミンとコジェーヴをめぐる仮説
  • 詩人たちの「名誉」と「不名誉」-第二次世界大戦とフランス文学)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 模索する美学
著作者等 塚原 史
書名ヨミ モサク スル ビガク : アヴァンギャルド シャカイ シソウシ
書名別名 アヴァンギャルド社会思想史
出版元 論創社
刊行年月 2014.6
ページ数 556p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-8460-1317-2
NCID BB15888771
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全国書誌番号
22432026
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言語 日本語
出版国 日本

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