デカルト哲学

小泉義之 [著]

我思う故に我在り。-この有名な文で知られるデカルトは、彼以前なら「魂」と言われ、以後ならば「主観」と言われるところを「私」と語ることによって、画期的な哲学を切りひらいた。あらゆる世俗の思想を根こそぎにし、その独我論から「賢者の倫理」に至ろうとしたデカルト哲学をスリリングに読み直し、現代的課題とも切り結ぶ、醍醐味あふれる一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 思想を捨てる
  • 第1章 離脱道徳-精神的生活と世俗的生活
  • 第2章 懐疑-世俗的生活からの脱落
  • 第3章 死にゆく者の独我論
  • 第4章 哲学者の神
  • 第5章 最高善と共通善-宗教の可能性
  • 第6章 賢者の現存-善く生きること
  • 終章 魂の不死、私の死

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 デカルト哲学
著作者等 小泉 義之
書名ヨミ デカルト テツガク
シリーズ名 講談社学術文庫 2231
出版元 講談社
刊行年月 2014.4
ページ数 223p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292231-9
NCID BB15302751
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22398820
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想