ポール・ファーマー [著] ; 岩田健太郎 訳
ハイチで30年にわたって医療活動を行ってきた著者とそのチームの、今世紀最悪の緊急事態における闘いの記録。闘う相手は「自然」災害だけではない。判断力を伴わない善意がもたらす弊害、先進国の業者に還流する支援金、政府ではなくNGOに流れる資金、それで「国」を再建するという愚。希望はハイチ人の強靭さと、「より良い再建」に向けた真摯な努力である。今後の大災害やグローバルイシューへの取り組み方を変えうる重要な一冊。
「BOOKデータベース」より
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