「他者」たちの農業史

安岡健一 著

農民と言えば、代々その土地に定住した者、日本の農民と言えば日本人-これが既存の「日本」観であった。しかしそれは本当なのか?在日朝鮮人、疎開者、開拓農民、戦後の海外農業移民といった、農村にとって外部の存在すなわち「よそ者」の歴史から近代日本社会の大変動、戦争と植民地支配の時代を捉え返し、また別の農村像、日本を描く意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章
  • 第1章 日本農村における民族の問題
  • 第2章 疎開・帰農・戦後開拓-「戦場化」する地域と疎開文化人
  • 第3章 「境界」を生きた農民たち-満洲開拓から戦後開拓へ
  • 第4章 「他者」となる在外日本人-戦後農地改革と移民
  • 第5章 土地に根付こうとする人びと-戦後海外農業移民行政と農民
  • 終章

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「他者」たちの農業史
著作者等 安岡 健一
書名ヨミ タシャタチ ノ ノウギョウシ : ザイニチ チョウセンジン ソカイシャ カイタク ノウミン カイガイ イミン
書名別名 在日朝鮮人・疎開者・開拓農民・海外移民
出版元 京都大学学術出版会
刊行年月 2014.2
ページ数 350p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-87698-386-5
NCID BB15177456
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全国書誌番号
22383306
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言語 日本語
出版国 日本
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