現代語訳枕草子

[清少納言] [原著] ; 大庭みな子 著

『枕草子』は、日本の代表的な随筆文学。各章段のテーマは、自然、儀式、文学、宮廷内の事件と、作者清少納言の旺盛な好奇心の趣くまま、様々である。物事への好悪のはっきりした個性と、鋭敏な感覚、連想を次々に繰り出し、リズミカルな文体で書き継がれ、読む者を飽きさせない。千年前のひとりの女性の偽らない心の動きは、今もなお新鮮である。大庭みな子の訳文は、作者の息遣いを伝える、彩り豊かなものになっている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 四季の美しさ(第一段)-春はあけぼの
  • 中宮がお産のために(第八段)-大進生昌が家に
  • 命婦のおとどという名のねこ(第九段)-うえにさぶらう御ねこは
  • 清涼殿のはなやかさ(第二三段)-清涼殿の丑寅のすみの
  • 女の生き方(第二四段)-おいさきなく
  • 興ざめなものは(第二五段)-すさまじきもの
  • いやな、にくらしいもの(第二八段)-にくきもの
  • どきどきするもの(第二九段)-こころときめきするもの
  • 過ぎた日の恋しくなつかしいもの(第三〇段)-すぎにしかた恋しきもの
  • 七月のある朝のこと(第三六段)-七月ばかりいみじうあつければ〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 現代語訳枕草子
著作者等 大庭 みな子
清少納言
書名ヨミ ゲンダイゴヤク マクラノソウシ
シリーズ名 文芸 235
岩波現代文庫 235
出版元 岩波書店
刊行年月 2014.2
ページ数 285p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-602235-8
NCID BB1484239X
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全国書誌番号
22380922
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言語 日本語
出版国 日本
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