境界性パーソナリティ障害と離人症

有馬成紀 著

境界性パーソナリティ障害(BPD)は、精神科領域において最も困難な対象として、治療者を悩ませることで知られる。本書は、著者長年の経験をもとに、臨床現場からフィードバックしたBPD治療のコツを解説したものである。認知行動療法、物語論的アプローチ、問題解決療法、ロールプレイの技法など、最新の治療アプローチを詳述し、さらにBPDに多く見られる、自傷行為、摂食障害、大量服薬、性的乱交などへの対応についても述べている。さらに、治療者‐患者関係の暴力や患者の怒りの扱い、転移‐逆転移関係、治療抵抗性、など、治療プロセスに生ずるさまざまな問題にもふれている。後半部においては、BPDとの合併症として多く見られる離人症について、症状論、病型、家族背景、神経心理学的考察を展開し、行動療法、第三世代認知行動療法を中心とした治療アプローチを紹介する

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 境界性パーソナリティ障害(境界性パーソナリティ障害について
  • 境界性パーソナリティ障害の治療
  • 治療その2:メタ認知の強化
  • 治療その3:個別的問題
  • 治療その4:治療過程での問題)
  • 第2部 離人症(離人症について
  • 離人症の治療)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 境界性パーソナリティ障害と離人症
著作者等 有馬 成紀
書名ヨミ キョウカイセイ パーソナリティ ショウガイ ト リジンショウ : ソノ ビョウタイ ト チリョウ
書名別名 その病態と治療
出版元 金剛
刊行年月 2013.10
ページ数 183p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7724-1322-0
NCID BB14002300
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全国書誌番号
22314279
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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