向こう岸から

アレクサンドル・ゲルツェン 著 ; 長縄光男 訳

一八四八年、フランス二月革命の敗北を目撃して、つねに超越的なドグマに敵対するこの思想家は、革命の成果を簒奪するブルジョワジーを痛罵しつつ、一方、「人民」が「大衆」へと変貌してゆく様をいち早く冷徹に認めながら、なお、生身の個々人が歴史を動かしていくという立場を死守しつづける。マルクスともトクヴィルとも違う一八四八革命論の傑作をゲルツェン研究の第一人者による見事な新訳で読む!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 嵐の前(船上での会話)
  • 2 嵐の後
  • 3 単一にして不可分なる共和国の第五十七年
  • 4 VIXERUNT!(彼らは生き残った!)
  • 5 CONSOLATIO(なぐさめ)
  • 6 一八四九年へのエピローグ
  • 7 Omnia mea mecum porto(私はすべてを身につけてゆく)
  • 8 ヴァリデガマス侯ドノゾ・コルテスとローマ皇帝ユリアヌス

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 向こう岸から
著作者等 Herzen, Aleksandr
Herzen, Aleksandr Ivanovich
長縄 光男
ゲルツェン アレクサンドル
書名ヨミ ムコウギシ カラ
書名別名 С того берега
シリーズ名 平凡社ライブラリー 799
出版元 平凡社
刊行年月 2013.11
ページ数 295p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-582-76799-5
NCID BB13955142
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全国書誌番号
22338880
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言語 日本語
原文言語 ロシア語
出版国 日本
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