東アジア流行歌アワー : 越境する音交錯する音楽人

貴志俊彦 著

20世紀初頭から、東京・大阪・上海・ソウル・台北・台南・香港などでは、歌曲や音楽人が国境を跨いで交流し、日本を中心とする「帝国圏」と中国を中心とする「華語圏」とがせめぎあいながらも、ヒットする流行歌に人びとは共感していた。ダンス・映画・ジャズなどからの影響を受けながらうごめく、東アジア・ポピュラー音楽の栄枯盛衰を、資本・技術・人物・メディアの動きを通してたどる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「帝国圏」と「華語圏」の流行歌
  • 第1章 東西音楽の融合-ダンス音楽とレコード歌謡の幕開け
  • 第2章 ラジオとトーキー映画-抵抗と啓蒙から生まれた流行歌
  • 第3章 一九三〇年代-東アジアにおける流行歌の時代
  • 第4章 戦争と流行歌-「軍歌」「戦時歌謡」vs.ジャズソング
  • 第5章 戦争の残影-戦後直後の流行歌の光と影
  • 第6章 植民地と革命の継続-香港と中国
  • 終章 「歌」の解放?それとも分断?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東アジア流行歌アワー : 越境する音交錯する音楽人
著作者等 貴志 俊彦
書名ヨミ ヒガシアジア リュウコウカ アワー : エッキョウ スル オト コウサク スル オンガクジン
シリーズ名 岩波現代全書 015
出版元 岩波書店
刊行年月 2013.10
ページ数 269,7p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029115-6
NCID BB13773688
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全国書誌番号
22326794
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言語 日本語
出版国 日本
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