教養として読む現代文学

石原千秋 著

文学は、私たちの「いま」を映す鏡である。太宰治『斜陽』から、三田誠広『僕って何』まで、「自己」と「性」というテーマを浮かびあがらせる10篇を通して、近代文学から現代文学への変容を捉える、新たな読みの試み。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 もう一つの、敗北を抱きしめて-太宰治『斜陽』
  • 第2章 「作者」になるための物語-三島由紀夫『仮面の告白』
  • 第3章 「恋」を知らない恋人たち-大岡昇平『武蔵野夫人』
  • 第4章 「僕ら」とは誰か-大江健三郎『芽むしり仔撃ち』
  • 第5章 裏返された家族-安岡章太郎『海辺の光景』
  • 第6章 二つの身体-安部公房『砂の女』
  • 第7章 主婦になり損なった男-小島信夫『抱擁家族』
  • 第8章 「あなた」の向こう側-倉橋由美子『パルタイ』
  • 第9章 地図のない女-古井由吉『杳子』
  • 第10章 アイデンティティはもう古い?-三田誠広『僕って何』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 教養として読む現代文学
著作者等 石原 千秋
書名ヨミ キョウヨウ ト シテ ヨム ゲンダイ ブンガク
シリーズ名 朝日選書 909
出版元 朝日新聞
刊行年月 2013.10
ページ数 293p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-02-263009-4
NCID BB13694898
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全国書誌番号
22314827
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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