夢、ゆきかひて

フィリップ・フォレスト 著 ; 澤田直, 小黒昌文 訳

美しい本はみな一種の外国語で書かれている。個人的解釈と翻訳にともなう、意味の取り違えこそが、作品の真実と美に到達する唯一の道である-漱石、中也、小林秀雄から大江健三郎、津島佑子、写真家畠山直哉まで、フランス気鋭の批評家・小説家による、刺激的な日本論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(前哨の日本小説
  • 薄闇の海のうえで-大江健三郎と津島佑子
  • 大江健三郎の小説をめぐる最初の覚え書)
  • 2(交錯する夢々
  • 中原中也-二重の詩人
  • 俳句とエピファニー-バルトとともに、詩から小説へ
  • 寒さ沁みいる花と雪)
  • 3(取り違えの美しさ-"私"の小説、私小説、異質筆記
  • 私小説と自伝的虚構-小林秀雄『私小説論』の余白に)
  • 4(天災の後で
  • 桜の灰
  • ひとのこころはひとつにやあらむ
  • 天地創造あるいは黙示録
  • その続きと終わり-『気仙川』をめぐって)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 夢、ゆきかひて
著作者等 Forest, Philippe
小黒 昌文
沢田 直
澤田 直
フォレスト フィリップ
書名ヨミ ユメ ユキカイテ
出版元 白水社
刊行年月 2013.9
ページ数 227,5p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-560-08322-2
NCID BB13445168
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全国書誌番号
22303501
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言語 日本語
出版国 日本
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