表現の自由と名誉毀損

松井茂記 著

公職者や公職候補者、政治や社会に影響を与えうる公的人物など公人に対しては、国民には最大限の批判の自由が保障されなければならず、当然そこには公人に対する激しい、行きすぎだと思われるような辛らつな批判の自由が含まれる。それを名誉毀損として処罰し、損害賠償などの民事上の制裁を加えて抑止することは、民主政の本質そのものの否定である。本書では、このような著者の主張を集大成した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 日本の名誉毀損法の枠組み
  • アメリカにおける憲法的名誉毀損法の展開(伝統的名誉毀損法
  • New York Times v.Sullivan
  • New York Times判決以降
  • 憲法的名誉毀損法の現在
  • 憲法的名誉毀損法と学説)
  • アメリカにおける憲法的名誉毀損法の再検討
  • 名誉毀損と表現の自由を考え直す
  • 名誉毀損と差止め
  • 変容する名誉毀損法と表現の自由
  • 意見による名誉毀損と表現の自由
  • インターネット上の名誉毀損と表現の自由
  • 公的参加を妨げるための戦略的訴訟(SLAPP)と表現の自由

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 表現の自由と名誉毀損
著作者等 松井 茂記
書名ヨミ ヒョウゲン ノ ジユウ ト メイヨ キソン
書名別名 Freedom of Expression and Defamation
出版元 有斐閣
刊行年月 2013.7
ページ数 444p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-641-13136-1
NCID BB1304214X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22285743
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想