白崎護 著
人は、なぜ/どのように投票するのか。政党帰属意識や争点態度などの心理的変数を導くマスメディア接触と対人接触に基づき投票行動を説明する社会学モデルが、近年再び脚光を浴びている。そこで、マスメディアと対人環境の影響を扱う投票行動理論の変遷を、「モデルの理論的な長短」・「データ収集手段」・「現実の政治・社会情勢」に基づき考察する。引き続き、社会学モデルの見地から日本における選挙の実証分析を試み、同モデルが現代政治の理解に果たす役割を解明する。
「BOOKデータベース」より
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