無教会としての教会 : 内村鑑三における「個人・信仰共同体・社会」

岩野祐介 著

「無教会」という思想は、どのような聖書解釈をもとに形成されていったのか?内村の義認論から、信仰共同体論、そして足尾銅山事件などにも取り組んだ社会改革論に至るまでを、彼の聖書解釈テキストをもとに解き明かす。『聖書之研究』をはじめとする膨大な資料を渉猟しながら、内村の思想の全貌を明らかにする画期的な研究。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 はじめに(内村鑑三研究の意義と現状
  • 日本キリスト教思想史研究の現状/日本キリスト教史研究の手法
  • 内村鑑三研究において本稿がもちうる意義-題材としての聖書解釈)
  • 第2章 内村における個人の問題(個人の信仰
  • 罪と義と自己の問題
  • 内村における神と人間
  • 内村における自由の問題)
  • 第3章 内村における信仰共同体の問題(個人と社会をつなぐものとしての信仰共同体
  • 信仰共同体の問題)
  • 第4章 内村における社会の問題(個人の信仰が社会へと広がっていく仕組み
  • 信仰と社会的実践)
  • 第5章 まとめと展望(内村のキリスト教思想の特徴
  • 日本社会での公共性構築における、キリスト教の可能性
  • 信仰と道徳
  • ルールとしての律法
  • 国家論)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 無教会としての教会 : 内村鑑三における「個人・信仰共同体・社会」
著作者等 岩野 祐介
書名ヨミ ムキョウカイ ト シテ ノ キョウカイ : ウチムラ カンゾウ ニ オケル コジン シンコウ キョウドウタイ シャカイ
シリーズ名 関西学院大学研究叢書 第155編
出版元 教文館
刊行年月 2013.3
ページ数 313,4p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7642-7364-1
NCID BB12425879
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全国書誌番号
22237626
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言語 日本語
出版国 日本
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